【がん経済】急性前骨髄球性白血病 大矢聡さん(治療費 保険、他)

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急性前骨髄球性白血病の治療にかかった費用と保険等でカバーされた金額の記事です。

基本情報

名前: 大矢聡さん >>5yearsプロフィール
年代: 40代、男性
病名: 急性前骨髄球性白血病
発症年月: 2016年8月
発生時年齢: 38歳
受けた治療: 抗がん剤治療(キロサイド、ダウノマイシン、ノバントロン、エトポシド)、ベサノイドカプセル
    
治療期間: 2016年8月~現在
職業:   会社員(システムコンサルタント)
生命保険会社:アフラック生命保険

がん治療にかかった費用と保険、手当、助成金等でカバーされた金額

治療費:約140万円

入院前診察費、がん有明病院診察費、診断書作成費用等約4万円
入院費用(8月~2月)約112万円
通院費用(3月~2年間)32万円(※1)

会社で加入している健康保険の「高額療養費制度」を利用しています。
そのため、給与額に応じた限度額が定められていますので、その金額で上記の支払い金額となります。食事代は、高額医療費制度の対象外ですが、上記金額には含まれています。入院費には、無菌室の部屋代、抗がん剤治療や各種処置費用、輸血、薬代などが全て含まれています。
 細かいところでは、抗がん剤治療の前に歯科検診が必要です。私の場合は、歯は問題なかったのでクリーニング程度で終了できています。
 通院費用は、通常、血液検査のみで3000円程度。半年ごとに、血液の遺伝子検査が7000円程度。3か月おきに、ベサノイドカプセルを2週間内服するための薬代が24000円程度となります。※いずれも自己負担額
 洗濯や諸々の準備・購入は家族の支援もあってお金が掛かっていません。病院では、クリーニングサービスなどがありますが、必要であればそのような費用が追加になると思います。

健康保険組合による傷病手当金、及び、通院補助金:計200万円超

①入院期間中の給与7割相当額約200万円
②2万円を超えた月の通院費用一部補助約8万円
上記(※1)に対する給付

 ①は、長期入院で勤務が出来なくなったことの診断書を健康保険組合に提出することで受けられる給付です。給与額の7~8割程度と思います。期間は1年間半まで、2回目以上は給付されないという制度です。万が一、同じ病気(再発)や他の病気で長期入院した場合には、この給付は再度受けられませんので、この金額を見込まないことが重要です。
 ②は、入院に限った給付ではなく、通院などで月額2万円(自己負担)を超えた時に超えた分の一部費用が還元される制度です。通院で、ベサノイドカプセルを購入する月は2万円を超えるので、その一部が還元されています。

アフラック生命からの保険金・給付金: 約200万円

加入されていた生命保険会社と保険内容

 アフラック21世紀がん保険(現在は販売していません)

 21歳の時に加入した古い保険のため、最新のものを契約すると補償内容も異なるところがあると思いますが、下記の内容での保障を受けました。
 ガンと診断されたら、一時金100万円。
入院費用×日数分
抗がん剤治療を行った回数×5万円
 でカバーされました。

その他、掛かったお金

 生活費(家賃、光熱費等):入院期間中分
 当然ながら、休職中も家賃・光熱費、医療保険など生活に必要なお金は掛かります。半年以上の休職/入院になるため、負担は大きいと思います。
 入院期間中の飲料費用(水を多く飲むように指示されていました。また無菌室の中では、1日以上、同じペットボトルを使うことを避ける必要があるので、500mlの水を大量に購入):約3~4万円(合計)
 無菌室で快適に過ごすためのアイテム:約12万円
Wi-fiなどインターネットを接続するための機器、ポータブルゲーム機(PS-VITA)、インターネットテレビ契約(Huluなど)、枕、お菓子類(無菌室の規則に沿ったもの)、歯ブラシ(免疫が低下した際に使用する海外製のかなりソフトなもの)、スープ類、給湯器、着替え類、バリカン(脱毛が始まる時期に使用)、筋力トレーニンググッズなど)

快気祝い:約20万円

 お見舞いに来てくれた友人、職場の方、親族へのお礼。長期間支援してくれた家族へ感謝の食事会費用など。

>>大矢聡さんの「ストーリー(がん闘病記)」はこちら

>>大矢聡さんの「インタビュー」はこちら

取材:大久保淳一


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